漫才とコントの違い

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bakushou

昔も今も変わらず、毎日多くのテレビ番組で、たくさんのお笑い芸人さんが活躍していますね。

お笑い芸人と一口に言っても、漫才をする人、コントをする人などがいますが、違いはご存知ですか?

漫才とコントは、ネタの作り方やスタイルまでいろいろ違いがあるようなので、詳しく調べてみました。

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漫才とコントの違い

◆漫才

関西地方で独自に発達した演芸・話芸。

主にボケとツッコミの2人で構成されていて、2人の会話の滑稽な掛け合いなどで笑いを誘うものです。

漫談(一人で行う話芸)にちなんで、1933年頃から、吉本興業宣伝部により「漫才」と名付けられ、特に関西圏の漫才の事は「上方漫才」と呼ばれます。

キャラクターなどが設定されているわけではないので、服装はスーツや私服など特に決まりはありません。

◆コント

笑いを目的とした寸劇のことで、人数は1~複数人。2~3人のグループが多いようです。

数秒~数十秒ほどの、道具などを使わずに行う短いもの(ショートコント)や、変装や化粧などをして、照明や音響・セットや小道具を必要に応じて用いながら比較的長時間演じられるコントなどがあります。

漫才と違い、話術だけではなく動きや外見も笑いに結びつけることが多いです。

ボケ役とツッコミ役に分かれる漫才師

上記で、漫才はボケとツッコミの2人で構成されていると書きましたが、ではボケとツッコミの役割の違いは何でしょう?

ボケ

とぼけた応答や突拍子もない言動で、話の内容を面白さを生み出す役です。

あらかじめ決められたボケの内容だけでなく、場合によってはアドリブでボケたりすることも。

自分のペースでボケるだけではなく、観客の反応を見ながら場の状況を見てボケなくては、お笑いとして成立しません。

 

ツッコミ

相手のボケにつっこむのが大きな役割ですが、それだけではありません。

話の流れをスムーズにするために、随時状況を分かりやすく説明したり、相槌や合いの手で話のテンポをつけることなども、ツッコミの大事な役割です。

話の掛け合いの中で面白みを出すのもツッコミな重要な仕事で、ツッコミがボケを大げさに表現したり、激しいツッコミを入れることで、面白さも倍増するのです。

 

漫才は、やはり、ボケの人だけでも突っ込みの人だけでも成立しません。

お互いの役割が相乗効果となり、さらに面白い内容になっていくんですね。

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漫才・コントのネタの展開・流れの作り方の違い

◆漫才

1.出囃子と呼ばれるBGM(始まる時に流れる音楽)が流れたら舞台に出て、決められた場所に立ちます。
その際、拍手をしながら移動したり、早足で移動したりする場合が多いです。

2.指定の場所に着いたら、自己紹介をします。
「宜しくお願いします」という旨の挨拶と、コンビ名を言うなど、順序や内容を自分好みにアレンジして挨拶をします。

3.挨拶後は観客に絡む人もいればそうでない人もいます。
ですが、観客に絡む事を反則と思う人もいるので、事前に企画の責任者などに聞かなくてはなりません。

4.ここからネタが始まります。
切り出しは様々ですが、不満・願望・質問・最近の出来事などを離し始めるというところから始まることが多いです。

5.漫才の最中にコントをする(=漫才コント)場合は、「○○をやってみたい」という感じでコントに誘います。

6.ボケの人は言葉や音、動き、表情などで面白さを出し、それに対しツッコミの人は言葉、動き、表情で反応します。
このとき叩く・蹴るなどというツッコミをするスタイルを「どつき漫才」というのですが、インパクトがあり面白さが増す反面、暴力的で好まれない場合もあります。

7.最後のボケがオチとなり、それに対するツッコミを入れます。
そのあと、最後の挨拶をしてお辞儀をし、漫才が終了となります。

◆コント

1.まず、舞台の中央に着いたら、これから行うコントのタイトルを言います。
語呂が良く、聞き取りやすいタイトルをつけると観客が分かりやすいです。

2.ネタの始まりは2通りあり、まず一人が先に舞台に出てネタを始め、あとから相方が現れるパターンと、グループで一緒に出てくるパターンがあります。
また、あらかじめ舞台にスタンバイし、照明が付いて舞台が明るくなったところでネタが始まるというパターンもあります。

3.ネタを始めるセリフは、そのキャラクターの心理や、行動・状態の説明を交えたセリフ、状況が分かるセリフなどから始まると分かりやすいです。
また、舞台に出る前にナレーションや音楽を入れることでも笑いを誘うことができます。

4.ネタの最中はコントのように一人が相手につっこむ形であったり、一人のボケに相手が巻き込まれる形であったり、一人のボケに乗るように相手もボケる形など様々な展開があります。

5.オチとなるボケにツッコミを入れたり、ナレーションでオチをつけたり、BGMネタを終わりを伝えるなどしてコントが終了します。

しゃべくり漫才とは?

漫才の中にも、色々な種類があります。

途中からコントを交える漫才や、まったくコントは交えない漫才、はじめから設定がある上でネタを始める漫才、最初からほぼツッコミが入らないコントのような漫才など。

中でも、コントには入らずに話だけで漫才を行う正統派の漫才の事をしゃべくり漫才と言います。

最近の傾向では漫才でもコントのようなネタを行われることが多くなった為、若手のしゃべくり漫才師というのは少なくなっているようです。

 

いかがでしたか?

漫才とコントは、同じお笑いでも内容や展開はまったく違うことが分かりました。

漫才には漫才の良さが、コントにはコントの良さがあり、どちらも日本のお笑い文化には欠かせませんね!

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