【資本主義・社会主義・共産主義・民主主義】違いと比較をわかりやすく!

「○○主義」って、よく聞くけど一体何なの!?とモヤモヤすることってありますよね。

遠い昔に授業で聞いた気がするけど、結局よくわかっていないまま…という人も多いのではないでしょうか。

今回は、理解すると日常的に役立つ、そのうえいきなり賢くなったような気がしてくる「資本主義・社会主義・民主主義・共産主義」の違いについて、中立の立場で比較しながら、わかりやすく解説していきます。





資本主義と社会主義の国 日本はどっち?

最初のお題は「資本主義」です。

ここでいう「資本」とは簡単に言えばお金のこと。

つまり、誰でも自由にお金儲けしていいですよ、という経済の仕組みのことを「資本主義経済」といいます。

一攫千金のアメリカンドリームなどのイメージもあるように、アメリカ合衆国は資本主義経済の象徴ともいえる国ですね。

日本は、アメリカ経済の仕組みを真似して発展してきた歴史をもつ国なので、基本的には資本主義経済の国ということができます。

しかし一方で、「最も成功している社会主義国家」と言われることもあります。

これは一体どういうことなのでしょうか。

資本主義と社会主義はどう違う?比較してみよう

「社会主義」とは、シンプルに言うと政府が経済活動を一括管理する体制のことです。

すべての企業が国営企業で、働く人はみんな政府に雇われているようなイメージです。

資本主義が「自由経済」と呼ばれるのに対して、社会主義は「計画経済」と呼ばれます。

資本主義と社会主義は対立する考え方?「競争」と「平等」

資本主義経済の国家は、「みんなどんどんビジネス頑張って、成功したら大金持ちになっていいよー!」という姿勢なので、市場では競争が活発になり結果として経済全体が盛り上がりやすくなります。

ただし、事業に失敗したり景気が悪くなったときには、失業や貧困という状況に陥るリスクもあります。

一方、社会主義の国家では「平等」を重んじるので、国家は利益を「医療や教育の無償化」といった社会保障として国民に還元します。

この考えのもとでは、ずば抜けた大金持ちにはなりにくい反面、貧困や格差拡大に陥るリスクも低いということになります。

日本では、先に説明したように「自由経済」の経済思想がベースにあります。

しかし、経済格差の解消が求められたり、少子高齢化に伴い社会保障を充実させる必要がある局面に立たされてもいるので、社会主義的な考え方も重要視されつつあるという段階にあります。





資本主義・社会主義・民主主義・共産主義の違いとは?

他に、「○○主義」というと民主主義や共産主義が思い浮かびますね。

ここで一旦、政治の分野と経済の分野に整理するとわかりやすくなります。

資本主義、社会主義、共産主義というのは、本来「経済」について表す際に使う用語です。

一方、民主主義は「政治」について表す際に使う用語です。

政治と経済は切り離せないものなので同じ文脈でごちゃまぜに使われることが多くなっています。

資本主義・社会主義・民主主義・共産主義、それぞれのメリットや危険性は?

まず先に、政治思想である民主主義を理解しておきましょう。

民主主義は、簡単に言えば「国民が主人公」の政治形態です。

独裁者は存在せず、主権を持つ国民が多数決によって政治的判断をしていく方法です。

日本もこの政治形態を掲げています。

次に、経済思想である資本主義、社会主義、共産主義について比較して説明します。

資本主義は、先に説明したように自由経済です。

お金をめぐる争いが起こりやすい反面、努力や実力で豊かさを勝ち取っていく希望も生まれやすい経済形態であるといえます。

次に社会主義は、平等を目指して国家が経済を管理する計画経済なので一見平和に思えますが、努力するモチベーションが生まれにくくなることが問題点です。

国民が、「がんばってもがんばらなくても変わらないならがんばらない」という状態になると、国そのものの経済活動が停滞してしまいます。

また、国民の経済活動を国家が計画管理する体制になるため、独裁体制に陥りやすいという危険性もはらんでいます。

最後に共産主義とは、社会主義の究極形といわれる経済形態です。私有財産を完全に撤廃し、収入・支出の全てを完全平等にしようという考え方ですが、実際に共産主義で成り立っている国家は存在しません。

資本主義・社会主義・民主主義・共産主義、それぞれの違いや特徴を理解しておこう

いかがだったでしょうか。

難しいテーマになりましたが、少しでも疑問が解消されていれば幸いです。

資本主義・社会主義・民主主義・共産主義それぞれに特徴やメリット、デメリットがあり、一概に「どっちがいい」とは言い切れないものです。

しかし一番大切なことは、一人ひとりがよく知り、考えていくことなのではないでしょうか。





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