わかめ・昆布・めかぶの違いー栄養や髪の毛にまつわる話まで

わかめと昆布、そしてめかぶといえば、日常的に食べる機会が多いおなじみの海藻ですね。

栄養豊富でお手ごろなイメージです。

見た目や味はよく似ているわかめ、昆布、そしてめかぶ。

一体どんな違いや特徴があるのでしょうか。

気になるポイントをわかりやすく解説します。





ワカメ・昆布・めかぶの違い

まずはワカメと昆布の違いから

そもそもワカメと昆布って、違うのでしょうか?

「ワカメが大きくなると昆布になる」「ワカメが先端の方、昆布が根本の方」と思っている人も多いかもしれませんね。

実は、日本人の50%がワカメと昆布を見分けられないという説もあります。

そのくらいよく似ているワカメと昆布、実は違う種類の海藻なのです。

わかりやすくまとめると次のような違いがあります。

◆わかめ(若布)

褐藻類アイヌワカメ科

日本全国で生産

幅広い気候の環境で生育できる

栄養価はあまり高くない

アルギン酸という食物繊維を多く含んでいる

値段が安い

◆昆布

褐藻類コンブ科コンブ属

主に北海道で生産

寒い地域でないと生育しない

栄養価が高い(たんぱく質、カルシウム、鉄、ヨウ素(ヨード)、ビタミンAなど)

グルタミン酸という「うまみ成分」を多く含んでいる

高級品が多い

 

こんなに異なる特徴があるんですね。驚きです。

たしかに、昆布はダシによく使われるけどワカメは使われないなど、含まれている成分が違うという点には納得できます。





めかぶとの違いは?

さて、ワカメと昆布の違いがわかったところで、「あれ?じゃあめかぶは?」と疑問がわいてきました。

結論から言うと、「めかぶ」はわかめの根本にあるひだの部分です。

おもに「わかめ」と呼ばれ、お味噌汁の具や海藻サラダなどによく使われているのがわかめの葉の部分。その下の根本に近い部分が「めかぶ」と呼ばれます。

「めかぶ」は、わかめの葉の部分より栄養価が高く、ぬめりが強いという特徴があります。

独特の食感が好きという人も多く、スーパーでもパックに入ってよく売られていますね。

ちなみに、スーパーで近くに並んでいることが多い「もずく」はワカメとは異なる種類の海藻です。

モズク科やナガマツモ科に属する海藻が、まとめて「もずく」と呼ばれているようです。

わかめ・昆布、英語で何と言う?

わかめ、昆布、めかぶの違いがわかってきましたね。

わかめは漢字では「若布」と書きます。

昆布は「こぶ・こんぶ」と読まれますね。

めかぶは漢字では「和布蕪」と書きます。

ちょっと難しいですが、豆知識として覚えておくと面白いですね。

英語では、わかめはseaweed、昆布はkelp、めかぶはturnipsです。

日本語では似ていますが、英語では全然違いますね。

わかめ・昆布は髪の毛にいい?白髪が減るって本当?

「わかめや昆布などの海藻類が髪の毛にいい」「白髪に効果がある」という話はよく耳にしますよね。

シャンプーやヘアケア商品にも成分として配合されているイメージがありますが、科学的根拠はあるのでしょうか。

残念ながら、わかめや昆布をたくさん食べたり、海藻成分を髪や頭皮につけることによって薄毛が解消される・髪が増えるといった直接的な効果は期待できないようです。

ただし、海藻類に多く含まれているタンパク質・ミネラル・ビタミンといった栄養素は健康な髪を育てるために必要なものです。

また、髪の毛の成長には血液の流れがとても大切なので、タンパク質・ミネラル・ビタミンをはじめとする栄養素をバランス良く摂取することは、間接的には育毛に効果があると言うこともできます。

血流の流れを健康的に保つためにはいろいろな栄養素をバランス良く摂取することが肝心なので、わかめや昆布ばかりを食べすぎることはおすすめできません。

海藻類は、質の良い髪の毛を育てるためのサポート的な役割と思っておくと良いでしょう。

ちなみに、「海藻で髪が黒くなる」というのは全くの迷信です。

海藻類に、髪の毛の色素を濃くする成分は含まれていません。

白髪のメカニズムはまだ解明されていない部分が多いですが、おもに遺伝的要因によると言われていますので、食べ物などによって対策することは難しいでしょう。

「わかめ・昆布で髪が黒くなる」というのは、海藻類の黒々とツヤツヤした見た目から生まれた神話のようなものだと思われます。





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